桜の開花、1200年前からデータ分析 早まる「満開日」の理由は…

気候変動の指標のひとつに

中山美里

満開となった名古屋市・山崎川沿いの桜並木。昨年は3月末には満開になっているスポットも各地でありました=2023年3月27日、名古屋市瑞穂区、溝脇正撮影

春の訪れを知らせてくれる桜ですが、今年の東京での開花は遅れているようで、「いつ咲くんだろう」とそわそわする今日この頃。実は、桜の満開日をなんと1200年以上前から集めたデータがありました。古来私たちの生活に寄り添ってきた桜のデータから分かったのは、現代の深刻な気候変動でした。(デジタル企画報道部・中山美里)

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