初窯を控えた窯が全壊も…珠洲焼作家「炎を絶やすわけにはいかない」

薪で焚く窯が3度の被災、篠原敬さん

水野 梓

初窯でつくった作品を出展するはずだった「薪で焼いた 白と黒のシャープネス」。被災を免れた篠原敬さんの作品が展示されています

再建した新窯で新たに作品をつくるはずが、積み上げたレンガが倒壊――。石川県珠洲市で、3回も被災しながらも「炎を絶やすわけにはいかない」と前を見据えるのは、珠洲焼作家の篠原敬さんです。「薪で焚く窯を、若い世代に継いでいきたい」と語ります。(withnews編集部・水野梓)

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