牧草エリアに亀裂、復旧見通せない牧場も…暮らしを支える酪農の被害

能登半島地震 能都町・穴水の牧場の被害

木村充慶
FUKKO DESIGN

元日に発生した能登半島地震で、瓦が落ちてしまった牛舎。出荷できなくても、牛の健康のために搾乳を続けなければなりません=西出牧場提供

正月に発生した能登半島地震。今も多くの人が1次避難所に身を寄せ、なかなか先が見通せない日々が続きます。次第に課題として浮かび上がってくるのが産業の復旧です。暮らしが戻ってきても、その基盤となる産業が復旧しなければ、復興にはつながりません。大きな被害が出ている牧場を訪ねました。(木村充慶)

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