医療機器が入手できなくなる?未来の危機 世界との競争力を育む挑戦

朽木誠一郎
朝日新聞デジタル企画報道部記者

医療機器に特化した学科を設置予定の神戸大学医学部の附属病院

過去最大の貿易赤字が問題になる中、私たちのライフラインである医療の分野にもその影響が及んでいます。実は現在、年間1.8兆円の輸入超過となっているのが、検査・診断や治療のための医療機器。輸入に頼りすぎると、国内での技術の研究開発が滞るだけでなく、世界情勢の変化などにより、必要な医療機器を日本が継続して入手できなくなるおそれもあります。世界との競争力を育む試みを取材しました。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎)
 

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