日曜だけ開く「八百屋さん」 京野菜たっぷりで作る〝名前のない鍋〟

京の食の「持ちつ持たれつ」をつなぐ

白央篤司

「鍋を食べたいときは、誰かのところに野菜を持ち込む」と話す角谷さん

みなさんはどんなとき、鍋を食べたくなりますか。

いま日本で生きる人たちは、どんな鍋を、どんな生活の中で食べているのでしょう。そして人生を歩む上で、どう「料理」とつき合ってきたのでしょうか。

「名前のない鍋、きょうの鍋」をつくるキッチンにお邪魔させてもらい、「鍋とわたし」を軸に、さまざまな暮らしをレポートしていきます。

今回は、新鮮な野菜を日曜日だけ販売している、京都の住宅街の一角を訪ねました。

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