ロシア情報戦に「Qアノン・反ワクチン」が接近…フェイク求める理由

自らの尊厳を手当てしようとする企て

真鍋厚
評論家・著述家

ロシアのプーチン大統領=ロイター

ウクライナ侵攻をめぐる情報戦が激しさを増しています。ロシアの国連大使は、米国がウクライナで生物兵器開発をしていると主張。西側諸国は、国連の会合を利用して陰謀論を拡散しているなどと非難しました。現在、起きているのは、ロシアによる明らかなフェイクと、既存の陰謀論や反ワクチンの運動との〝連帯〟です。暴走する社会への不信感はどこに向かうのか? 評論家で著述家の真鍋厚さんが解き明かします。

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