強まる「生活負担」約50年前の日本でも起きていた…世論調査を分析

ガソリン・食費……歴代内閣に影響も

○○の世論
朝日新聞世論調査部

「燃料よこせ」など激しい抗議の文言を書いたプラカードを手に集まった個人タクシーの運転手たち=1973年12月11日

コロナ禍による経済活動の縮小の影響で、職を失ったり、賃金が下がったりする人も出ています。そんな中、食料品や光熱費などの値上がりが相次いでいます。朝日新聞の2022年2月の全国定例調査では、68%が「生活への負担を感じる」と回答しました。資源大国であるロシアのウクライナ侵攻とそれに伴う各国の制裁により、この数字がさらに高まる可能性があります。海外情勢に揺さぶられる生活負担へのストレス。今から約50年前の日本でも起きていました。(朝日新聞記者・藤方聡)

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