本当にあった…「民謡ラップバトル」秋田の山奥で何が?容赦ない応酬

「好きなあなたにゃ旦那がおるが…」

高橋 杏璃
朝日新聞記者

審査員の前でうたう畠山正さん(右)と返しを考える妻野敏夫さん

「夜通しやってる『民謡ラップバトル』があるの、知ってる?」。秋田県人の友人からそう聞かれたのは、6月末のことでした。《好きなあなたにゃ旦那がおるがそんなことなど気にしない》。民謡とは思えない突っ込んだ言葉の応酬。奥羽山脈のふもとにある集落で何が起きているのか? コロナ下での延期を経て11月7日に開かれた特別大会を聴きに現地へ向かいました。(朝日新聞秋田総局記者・高橋杏璃)

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