遺体安置所でのケア、誰が? 遺族を支える専門チーム日本DMORT
被災地で活動した看護師が痛感した「心のケア」の大切さ
地震や土砂災害といった大規模災害・事故において、遺族への心のケアをおこなう団体「日本DMORT」を知っていますか? JR福知山線の脱線事故をきっかけに、看護師や医師らが活動を始め、遺体安置所で遺族のケアに当たっています。7月に発生した熱海の土石流災害でも現地に入りました。発足当初から活動する看護師は、ニュージーランドの地震被災地で遺族のケアの重要性を実感したといいます。活動内容や直面している課題も聞きました。(FUKKO DESIGN 木村充慶)