バッハ会長「13分間スピーチ」に七つの改善点 プロの視点で分析

「雰囲気が良い言葉の飽和状態」

丹治翔

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長=2021年7月17日、諫山卓弥撮影

東京オリンピックの開会式で、13分間に上るスピーチが「長い」と揶揄された国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長。スピーチは英語でしたが、日本語訳を元に「違和感の正体」を分析したスピーチライターがいます。「感謝の言葉が多すぎたため聴衆が飽きた」「雰囲気が良い言葉の飽和状態」など七つの指摘に、SNSでは「分かりやすい」「ためになる」といった反響が広がっています。

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