「お笑い路線」に乗れなかったジャニー喜多川〝解禁〟決断させた事情
「SMAPを平成のクレージーキャッツに」
ジャニーズのタレントがバラエティーで活躍して久しい。しかし、そもそもジャニーズとお笑いは水と油の関係だった。亡くなって丸2年が経つ創業者の故・ジャニー喜多川氏が“ショーアップ”という理念を持っていたからだ。この流れは国民的アイドルグループ・SMAP(2016年12月に解散)によって崩れる。以降、お笑いとアイドルは同じ課題を抱えながらバラエティーを盛り上げていくことになった――。(ライター・鈴木旭)※以下、敬称略