「お笑い路線」に乗れなかったジャニー喜多川〝解禁〟決断させた事情

「SMAPを平成のクレージーキャッツに」

鈴木旭
ライター

SMAP解散を受けて設置されたのベストアルバムの販売コーナー。ファンらがメッセージを書いたノートが置かれていた=2016年12月21日、東京都渋谷区のタワーレコード渋谷店、葛谷晋吾撮影

ジャニーズのタレントがバラエティーで活躍して久しい。しかし、そもそもジャニーズとお笑いは水と油の関係だった。亡くなって丸2年が経つ創業者の故・ジャニー喜多川氏が“ショーアップ”という理念を持っていたからだ。この流れは国民的アイドルグループ・SMAP(2016年12月に解散)によって崩れる。以降、お笑いとアイドルは同じ課題を抱えながらバラエティーを盛り上げていくことになった――。(ライター・鈴木旭)※以下、敬称略

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