昔は素手だった!GKグローブ進化の歴史 憧れだった「赤パーム」

老舗メーカーのこだわり「昔はお金持ちしか…」

関田航

ウールシュポルトのグローブたち。中央は川口能活選手が着用していたモデル

「伝説の赤パーム」と呼ばれた手のひら(パーム)が赤いGKグローブがある。ドイツに本社がある「ウールシュポルト」の代表作で、1982年のW杯スペイン大会で優勝したイタリアの世界的名手、ディノ・ゾフが使用し、爆発的な人気を生んだ。「お金持ちしか手に出来なかった」という時代もあったGKグローブ。それから約40年。ウールシュポルトのショールームに足を運び、進化を追った。(朝日新聞映像記者・関田航)

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