コント師の時代がやってきた シソンヌの活躍、東京03の成功モデル

個人視聴率に動画…メディア 環境に対応

鈴木旭
ライター

シソンヌの、じろうと長谷川忍=2015年3月10日、岡本玄撮影

時に、20分を超える舞台で活躍するコント師の存在感が増している。世帯視聴率よりも個人視聴率が重要視されはじめ、お笑い好きが求めるコント番組が増加。芸人の世界観をいかんなく発揮できるYouTubeという場も活躍を後押しした。デビューの遅かったシソンヌ・じろうと長谷川忍は「年齢の壁」に悩みながらも、『有吉の壁』(日本テレビ系)でレギュラーの座を射止めるなど、着実に露出を増やしてきた。彼らの活躍の前にあったのは、東京03という成功モデルだ。メディア環境に対応しながら現在のポジションを築いたコント師たちの軌跡をたどる。(ライター・鈴木旭)

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