帰れない村の「原状回復要求」どうしても外せなかった 弁護士の思い

Hideyuki Miura
朝日新聞記者、ルポライター

津島原発訴訟の集会で、津島の住民に「原状回復」の正当性を訴える小野寺利孝弁護士=2020年12月、福島県郡山市、三浦英之撮影


東日本大震災から間もなく10年。福島県には住民がまだ1人も帰れない「村」がある。原発から20~30キロ離れた「旧津島村」(浪江町)。原発事故で散り散りになった住民たちの10年を訪ねる。(朝日新聞南相馬支局・三浦英之)

続きを読む