「年金手帳、僕は捨てた」外国人が悩む日本語の沼 #役所をやさしく

外国人職員も盲点だった突っ込み

神戸市役所やさ日推進チーム

イラスト・逸見恒沙子

小難しい「お役所言葉」で書かれた役所の文書を、誰にとっても分かりやすい「やさしい日本語」に変えようとしている神戸市。試しに年金や国民保険の手続きについて説明した文書を見直して、本当にわかりやすくなったのか検証してみました。

市内の日本語学校や専門学校、日本語教室を回ったやさしい日本語推進チームのメンバー。
ところが、文書を熟読した日本語初級者がつぶやいたのは「それで、どうやって保険証をもらうの?」。全く伝わらなかった理由について、チームのベトナム人職員、ダンさんが「日本語初級者」の視点で考えました。

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