夢なんか小さくてもいい? 嵐のアプリに集まった「92万件の夢」分析
どんどん弱く、バラバラになる人々の〝欲〟
様々なサービスが発達した現代は、人々の欲望を映し出す「夢」の姿も大きく変わりました。1980年代は、社会全体が目指す「夢」と個人の「夢」が同じだったのが、2010年代になると等身大の「夢」が目立つようになります。その間にはバブル崩壊後の不況とともに、インターネットの普及がありました。2020年、夢を持つことを応援するプロジェクトが、アイドルグループ嵐によって展開されました。日本中から集まった約92万件の「夢」から「2021年の初夢」について考えます。