20回説明しても伝わらない日本語って何なんだ? #役所をやさしく

規格外の公務員、トレーニング中の気づき

神戸市役所やさ日推進チーム

イラスト・逸見恒沙子

シンプルでわかりやすい「日本語」を使って、日本語にまだ慣れていない外国人にも情報を提供する「やさしい日本語」。
「小難しい」言葉の代名詞ともいえる「お役所言葉」もやさしくするべく、ある自治体が本腰を入れました。やさしい日本語の「発祥の地」ともいえる、神戸市です。

しかし、若手や外国人職員の推進チームの前に立ちはだかったのは「慣例の壁」。健康保険をどう説明すればわかりやすいのか。頭を悩ませるのは、表の顔は公務員、裏ではSASUKE完全制覇を目指しているマッチョな北風さん。公文書は「完全制覇」できるのか? 

役所内のさまざまな声の板挟みに、ふと漏らした本音には、さまざまな国のルーツの人が当たり前のように一緒に暮らす時代への、ヒントがあるかもしれません。一緒に、のぞいてみませんか。

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