Q オンライン授業の動きが加速したことで、不登校の子どもへの対応は変わりましたか?

オンラインで気づいた「40人授業の限界」 不登校でも「これなら…」

「決めと覚悟の問題だと思います」

金澤 ひかり
朝日新聞記者

大阪市立の市岡中学校では、「大勢がいる教室で学ぶのはしんどい」という思いを抱えている子どもたちに対して、6月以降、二つの取り組みを始めました=写真はイメージです

6月、多くの学校が全国一斉休校から再開してから約4カ月が経ちました。一部の学校で導入されたオンライン授業は、休校前から不登校傾向にあった子どもたちにとって「学習機会の確保につながる」と歓迎の声も聞かれました。その後、学校現場でオンライン授業を含めた学習機会の確保について、どのように捉えられているのでしょうか。公立と私立、それぞれの中学校の事例から考えます。

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