「どうせ長生きできない」日焼けの苦しみ…アルビノの体を愛せるまで

「好きでないものを、大切に扱えないのは当然だった」

神原 由佳

筆者の神原由佳さん。日差しの強い日は、日焼け対策が欠かせない

髪や肌が白い、遺伝子疾患のアルビノとして生まれた神原由佳さん(26)。疾患の特性から、日焼けすると肌に異常が生じることに、幼い頃から悩んできました。思春期には、周りと違う見た目へのコンプレックスも加わり、自己肯定感を持てずにいました。「こんな身体、嫌いだ」。投げやりな気持ちを変えたのは、ずっと探していた「居場所」を見つけたことだったといいます。「ふつう」とは異なる自らの身体を愛せるようになるまでの日々について、つづってもらいました。

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