「青春が奪われたのに社会は普通だった」コロナ、高校生たちの違和感

新高校1年生に、新型コロナと付き合う日々で感じたことを聞きました。

金澤 ひかり
朝日新聞記者

「学校に早く行きたい」の一方で=写真はイメージです

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、長いところでは3カ月にわたった休校。その間、子どもたちはどんなことを考え、いま、何を思っているのでしょうか。この春、都内の高校に進学が決まったものの、学校に行けない日々を過ごした当事者に思いを聞きました。率直な声からは、「早く学校に行きたい」という期待感の一方、勉強の遅れや友人関係、感染リスクなど新生活を不安に思う気持ちが入り交じっていることを感じました。

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