ハナコで注目、トリオ芸人の演劇的笑い「第三世代」のマグマ噴き出す

鈴木旭
ライター

てんぷくトリオの三波伸介(中央)、戸塚睦夫(右)、伊東四朗

ジャズメンが源流の「ハナ肇とクレージーキャッツ」を筆頭に、かつてコントを披露するメンバーは5人以上が常だった。演芸ブームなどを経て、お笑いが細分化されるなか生まれたのが3人組のトリオだった。てんぷくトリオ、コント赤信号、ダチョウ倶楽部から、近年、注目のハナコへ。演劇的な構造を持つコントという強みを活かして新たな笑いのスタイルを切り開いたトリオ芸人たちの系譜をたどる。(ライター・鈴木旭)

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