休校対応の有休申請に「最低」と認めぬ会社 「コロナ離職」した父親

丹治翔

家族の事情に応じて柔軟に働けるようにするため、長年勤めた会社を辞めた男性(右)=本人提供


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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、出勤者を減らすなどの対応をする企業が出る一方、「コロナ前」と変わらない働き方を求められた中小企業に勤める30代男性は「退職」の決断をしました。子どもが通う小学校の休校に、共働きの妻と対応するため有休の申請をしたところ、「子育ては母親」という風潮が強い会社側が拒否したためです。「コロナが決定打となった」と語る男性に話を聞きました。

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