日常で語られぬ生理「なぜタブーなのか」 男性映画監督が出した答え

岩井 建樹
朝日新聞 相続会議編集長

映画の一場面。朴さんのインタビューに答える女性(朴さん提供)

「生理とは何か」「なぜオープンに語られないのか」。そんな疑問を抱いた男性が、一本のドキュメンタリー映画を完成させました。制作したのは、兵庫県在住の朴基浩(パク・キホ)さん(32)。撮影では「あなたにとって生理とは」「なぜ隠すのか」と女性たちに問い続けました。取材を進めるにつれ、男性中心の社会が背景にあることを感じ、「自分の男性性に嫌悪感を抱いた」という朴さんに、作品について聞きました。

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