クジラは、なぜ自然保護の「象徴」に? 反捕鯨国で聞いた重い現実

初見翔

ニューベッドフォード捕鯨博物館に展示されているシロナガスクジラの骨格標本=米マサチューセッツ州、初見翔撮影

クジラを守ることは自然や動物を守ることだ――。そんな考えが、捕鯨に反対する立場からはしばしば発信されてきました。海には様々な生き物がいるのに、なぜクジラばかりが自然保護や動物保護の「象徴」になったのか。捕鯨博物館や環境保護団体を訪ねたアメリカでそのわけを聞いてまわりました。(朝日新聞名古屋報道センター記者・初見翔)

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