「天気の子」監修の雲研究者が「映え写真」連日投稿する理由

木村充慶
FUKKO DESIGN

SNSや書籍など様々なチャンネルを通じて気象情報の発信を続けている荒木健太郎さん

「防災情報をチェックしましょうね」。その講演後に起きた豪雨災害。準備していた人はほとんどいなかった。気象庁で雲の研究に携わる荒木健太郎さんは、SNSや書籍など様々なチャンネルを通じて気象情報の発信を続けている。Twitterで「映える」写真を投稿するインフルエンサーでもあり、「天気の子」(新海誠監督)の監修もつとめる。「どうすれば平常時から気象に関心をもってもらえるか」。荒木さんの活動から、災害が来る前に育てておくべき「ゆるい当事者意識」について考える。(FUKKO DESIGN・木村充慶)

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