年間3万人集める伊東の「ヤバい博物館」セーラー服の館長の正体

広瀬萌恵
朝日新聞記者

「入館して5分で精神崩壊」と言われている「静岡のやばい博物館」。来館者を出迎える巨大な聖徳太子像

きっかけは大学の友人からきた久しぶりの連絡でした。「静岡のやばい博物館に行ってきたんだけど」。添付された写真には巨大な聖徳太子や山のように積まれた動物の剝製が。ネットで調べると「入館して5分で精神崩壊」という評判。各地にあるとは聞いていた不思議スポット、いったいどんな人が運営しているのか? おそるおそる会いにいった私を待っていたのは、過激さと心地よさが同居する「多様性」あふれる世界でした。(朝日新聞静岡総局記者・広瀬萌恵)

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