家を捨てた高校教師、どんな生活? 荷物はバックパック一つだけ
「持ち家か、賃貸か」。住宅雑誌の見慣れた特集を見るたび、考えることがあります。「そもそも家ってなんだろう……」。石川県に住む吉川佳佑さん(26)は、家を持たずに、ゲストハウスやシェアハウス、ホテルなどを転々とする「アドレスホッパー」を続けています。仕事は、わりとかためで、私立高校の英語講師です。そんな吉川さんが、なぜ住所のない生活に? 荷物はどうしたの? 郵便物はどこに届く? 「いろんな生き方の選択肢があるとわかった」と言う吉川さんの体験から、「家」について考えます。