エアマックス狩られた苦い思い出……突然、おわったブームの真相

斉藤 佑介
朝日新聞記者

小澤匡行さんが所蔵する復刻版「エアマックス95」。スニーカーは事務所や自宅などに計300足以上あるという=東京都港区

【#平成B面】Windows95でインターネット時代が幕を開けた1995(平成7)年、もう一つの「95」が世間をにぎわせました。ナイキの「エアマックス95」。「広末」から「キムタク」、「イチロー」まで、当時のインフルエンサーの足もとを飾ったスニーカーは高値で売買され、しまいには「エアマックス狩り」で若者の足もとが狙われました。あのブームとは何だったのか? 「東京スニーカー史」(立東舎)の著書がある、編集者の小澤匡行さん(昭和53年生まれ)とふり返ります。(朝日新聞記者・斉藤佑介=昭和57年・1982年生まれ)

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