ラグビーW杯の歴史、「ブルームフォンテーンの悪夢」が衝撃的だった

志村亮
朝日新聞記者

藪木宏之さん。お持ちなのは大会マスコットだそうです。

 ある日、テレビのラグビー中継の解説に見覚えがある人がいました。経済部の新米記者として鉄鋼業界を担当していた時、神戸製鋼所の広報担当だった藪木宏之さんです。当時は気が付きませんでしたが、藪木さんは神戸製鋼の日本選手権7連覇を支えたラガーマン。今年は日本でラグビーワールドカップ(W杯)があります。初心者でもまだ間に合うW杯の楽しみ方を教えてもらおうと、久しぶりに再会しました。まず教えてもらったのは、日本のラグビー史を語る上で欠かせない「ブルームフォンテーンの悪夢」から。(朝日新聞記者・志村亮)

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