「災害ボランティア、このままでいいのか」 進化の一方、大きい負担
大きな災害後、復旧・復興のためには不可欠なボランティア。例えば、まず家や路地に入った泥やがれきをのけるとか、田畑を修復や収穫の手伝いとかいう作業から必要になりますが、あまりにも善意頼みなのが現状です。西日本豪雨で被災した広島県坂町小屋浦4丁目で「半取材、半ボランティア」をした朝日新聞・東野真和記者のルポには、「このままでいいのか」というコメントがたくさんありました。かといって被災者たちだけでは限界があるし、業者を待っていては、いつになるかわからない。東野記者は「災害に即応する国の常設機関が必要」と訴えます。