ロヒンギャの人々が「日本に感謝」する理由 それでも「他人事」?

染田屋 竜太
ヤンゴン支局長兼アジア総局員

バケツに入って、体重を量られるイスラム教徒ロヒンギャの子ども。難民キャンプでは栄養失調の子どもが多いという=2017年11月、バングラデシュ・コックスバザール

 難民は、日本だと「遠い国の話」に思えてしまいます。本当にそうでしょうか? ミャンマーから逃げて難民になった少数派イスラム教徒ロヒンギャを取材すると、口々に「日本はずっと私たちを支えてくれた」と言ってくれます。群馬県には約200人が住んでいるロヒンギャ。なぜ、日本に好意的なのでしょう? ロヒンギャ難民が日本と「全然関係ある」理由についてお伝えします。(朝日新聞ヤンゴン支局長兼アジア総局員・染田屋竜太)

続きを読む