田んぼでアイシング・炭酸もOK 公立の星・白山、番記者が見た素顔

初の甲子園出場を果たした白山の選手たちは個性派揃い。自然体で大舞台に挑んだ彼らの素顔に迫った。

甲斐江里子

初めての甲子園で笑顔を見せる白山の選手ら=8月11日、阪神甲子園球場、金居達朗撮影

 大阪桐蔭の2度目の春夏連覇で幕を閉じた第100回全国高校野球選手権記念大会。公立高校の金足農(秋田)の準優勝が大きな話題を集めましたが、大会前半に全国の熱視線を集めた公立は、三重代表の白山でした。一昨年まで三重大会で10年連続初戦敗退していた無名の学校が、甲子園に駆け上がったサクセスストーリーはファンの心を動かしました。番記者として密着して見えてきたのは、初の甲子園にも物おじしない、「今どき」の高校生の姿でした。(朝日新聞津総局記者・甲斐江里子)

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