「常夏」と「極寒」の国、夜の学校で机並べた 生徒減る定時制高校

中退や不登校を経験した生徒らも学べる場、定時制高校。昔のイメージと全く違うこの学校、海外出身の生徒たちも多いです。記者が通った福井の定時制高校にいたのは、常夏のフィリピンと極寒の中国出身という対照的な2人。なぜ福井の定時制高校に通うのか聞きました。

影山 遼

定時制高校の教室

 中退や不登校を経験した生徒らも学べる場、定時制高校。文部科学省の2018年度学校基本調査によると、全国の定時制高校の生徒数は約8.5万人と、10年前と比べて2万人以上減っています。昔のイメージと全く違うこの学校、海外出身の生徒たちも多いです。記者が取材した福井の定時制高校にいたのは、常夏のフィリピンと極寒の中国出身という対照的な2人。なぜ福井の学校に通うのかを語ってくれました。(朝日新聞デジタル編集部・影山遼)

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