仕事ない 「社内ニート」の日常を 詠んだらひらけた 新たな世界

大阪在住の歌人・なべとびすこさん

 学校でひとりぼっちだな、友だちがいないな。いまそう思っている人がいるかもしれません。大阪在住の歌人なべとびすこさんも、そうでした。人づきあいにおける小さな違和感を感じながら大きくなり、ある壁にぶつかります。「自分には価値がない」と思ったとき、出会ったのが短歌でした。(朝日新聞デジタル編集部記者・十河朋子)

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