甲子園で「世紀の落球」選手の今 「泣きそうになった」仲間の言葉

「世紀の落球」について語る本田紘章さん=2018年6月18日

 誰にでも思いだしたくない若い時の大失敗はあります。そんな大失敗を、全国中継される場所で起こしてしまった人は、どんな人生を歩むのでしょう。今も語りぐさになっている「世紀の落球」は8年前、夏の甲子園で起きました。開星(島根)は九回2死まで仙台育英(宮城)をリードしながら、センターの落球によって逆転負けを喫したのです。当時、センターだった本田紘章(ひろあき)さん(25)を訪ねました。(朝日新聞松江総局記者・内田快)

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