「困ったちゃん」でも仲良くするべき? 哲学者と一緒に考えてみた

「公共哲学」が専門の小川仁志・山口大准教授

 自分勝手で、話が通じず、時には周りを傷つけてしまう。そんな「困ったちゃん」であっても、仲間に入れてあげて、付き合っていかないといけないんでしょうか――。新聞の投書欄に寄せられた疑問は、ぶっちゃけ話風に言い換えるとこんな内容でした。思わぬ反響が集まったこの疑問を授業で取り上げ作文にまとめた高校も。「公共哲学」が専門の小川仁志・山口大准教授と一緒に読みながら、バーチャルな「白熱授業」を展開してもらいました。(朝日新聞記者・吉田晋)

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