「あ」アート、触ると「あぁ」「あ゛」「あ!」制作者の日本語愛

丹治 吉順

見た目には何の変哲もない「あ」の形のオブジェ。指でつついたり触ったりすると様々な「あ」が……

 日本語の「あ」について、アート作品があります。センサーが埋め込まれ、触り方によって「あ」の音が変わるというもの。たたけば怒った「あ」に、やさしくなでると和んだ「あ」に。最先端の技術を使いながら、どこかアナログな雰囲気も。「『あ』の音には日本語の表現が凝縮されている」という制作者に、作品への思いを聞きました。

続きを読む