飛行船ツェッペリンの悲劇…土浦カレーとの「意外な接点」

写真記念日

着陸直前のツェッペリン伯号と見学する人々=1929年8月19日、朝日新聞

 茨城県土浦市の名物はカレー? 数あるご当地カレーの中でも、ちょっと不思議な立ち位置ですが、実は由緒正しい歴史があります。その起源は、1929年8月19日に、ドイツから日本に飛来した巨大飛行船「ツェッペリン伯号」です。当時は4日間で約30万人もの見学者でごった返す騒ぎになりました。しかし、1937年、別の機体が爆発事故を起こし、巨大飛行船は姿を消します。土浦とカレーと巨大飛行船の歴史をたどります。

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