震災後に検索増えた「閖上」 現地の語り部「ずっと思ってて欲しい」

門構えに水という珍しい字は仙台藩の4代藩主の伊達綱村がつけたとされる「閖上」

 東日本大震災からまもなく6年。ヤフーの検索データからは、毎年、3月11日のたびに「風化」が検索されている様子がわかる。風化への危機感の表れともいえる動きがある一方、震災以降も検索され続けている地名がある。宮城県名取市の「閖上」(ゆりあげ)地区。地元では、震災の記憶を伝えようとする活動が今も続けられている。(KHB東日本放送・佐藤岳史)

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