DMM、傘下AVメーカー売却 出演強要問題の中、亀山会長の狙いは?

高野 真吾

3Dプリンターなどの事業を手がける「DMM.make」の看板。都内の繁華街や主要な交差点などで見かける屋外広告には積極的に有名人を起用している

 IT企業「DMM.com」グループが、傘下だったアダルトビデオ(AV)メーカー大手「CA」を売却していたことが分かった。同グループを率いる亀山敬司会長が明らかにした。アダルト配信事業はグループ内で続けるものの、「内部での運営責任を明確にするため」に株式会社「DMM.com」から切り離す準備をしているという。AV出演強要問題が社会問題化する中、DMMはAV事業についての組織改編に乗り出した。(朝日新聞経済部記者・高野真吾)

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