「死んだ」と思った…被災した東海大生が選んだ「自分にできること」

 熊本地震から1カ月がたつ。壊滅的な被害を受けた熊本県南阿蘇村では、今も住民避難が続き、村にある東海大学・阿蘇キャンパスは再開のめどが全く立たない。「お世話になった村に、息の長い支援をしたい」。東京の親元に戻った東海大生の一人は、村を支援する募金箱を、飲食店などに置いてもらう活動を続けている。

信原 一貴

東海大生の対馬さんが作った募金箱。飲食店などに置いてもらう活動を続けている

 熊本地震から1カ月がたった。壊滅的な被害を受けた熊本県南阿蘇村では、今も住民避難が続き、村にある東海大学・阿蘇キャンパスは再開のめどが全く立たない。「お世話になった村に、息の長い支援をしたい」。東京の親元に戻った東海大生の一人は、村を支援するための募金箱を、街の店先に置いてもらう活動を続けている。

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