性差別は都議会だけじゃない 「終わらせない」

東京都議会の性差別ヤジ問題は、鈴木議員の謝罪と自民党会派離脱で幕引きとなろうとしている。問題を追及する9万件の署名が集まった署名サイト「Change.org」を中心に、問題を根本から考える集会が開かれた。

都議会の性差別ヤジ問題を議論する参加者=岡林佐和撮影

東京都議会で塩村文夏議員が自民党の鈴木章浩議員から「早く結婚した方がいい」などと性差別的なヤジを浴びた問題は、鈴木議員が謝罪して自民会派を離脱し、都議会では幕引き状態になろうとしている。

だが、塩村議員は他にも「産めないのか」などのヤジが聞こえたと主張しており、鈴木議員一人の問題にとどめるのはおかしいという声は収まらない。26日には参議院会館で集会が開かれ、100人が参加した。ネット署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で、ヤジ問題を追及するキャンペーンに9万人の署名が寄せられ、それをきっかけに集まった有志たちだ。

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