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ネットの話題

3歳誕生日に買った〝おもちゃ〟手放す投稿に共感「我が家もいつか」

SNSの投稿にさまざまな声が寄せられています

娘の3歳の誕生日プレゼントに購入したおままごとキッチン
娘の3歳の誕生日プレゼントに購入したおままごとキッチン 出典: バズさん(@bazz_wo)の投稿より

目次

子どもが楽しく遊んでいたおもちゃも、いつか手放すときがくるーー。娘が使っていた「おままごとキッチン」に別れを告げる投稿が、SNSで話題になりました。ユーザーからは「我が家もいつかバイバイする日が来るんだよな」「今後のいらなくなった時のことを想像すると…すぐに涙出る」といったコメントも。投稿した父親に話を聞きました。

3歳の誕生日プレゼントに

話題になったのは、関東地方に住むバズさん(42歳/@bazz_wo)の投稿です。

《イケアのおままごとキッチン。

娘の3歳の誕生日のプレゼント。

夜中に組み立てたのを思い出す。

いっぱい料理作ってくれたな〜。

とっても、おいしかったな〜。

捨てることにしたけど淋しい。》

そんなメッセージとともに、おままごとキッチンの画像をX(旧Twitter)に投稿しました。

「子どもが小さい頃使っていたおもちゃを捨てるのすごく悩みますよね…」
「うちはサーカスみたいなテント、捨てたなぁ」
「寂しいけれど、お子さんには素敵な宝物のような思い出で残っていることかと思います」

そんなコメントが寄せられ、「いいね」は4万を超えています。

「朝起きた娘が喜んでくれるかな」

おままごとキッチンは、現在小学1年生の長女が3歳のとき、誕生日プレゼントとして購入したものでした。

小さい頃から料理の手伝いをしていて、おままごとが大好きだった長女。「ぬいぐるみたちにご飯を作ってあげていた」そうです。

家具量販店に買い物に行った際、長女がおままごとキッチンをほしがったため、3歳の誕生日に改めて買いにいきました。

その日、バズさんは長女を寝かしつけた後、夜中にかけてキッチンを組み立てました。

「朝起きた娘が喜んでくれるかな、びっくりしてくれるかなと思って。あまり器用ではないため、悪戦苦闘しながら、汗だくになりながら、組み立てました」

長女は、おままごとキッチンを使ってぬいぐるみたちにご飯を作っていたといいます
長女は、おままごとキッチンを使ってぬいぐるみたちにご飯を作っていたといいます 出典: バズさん(@bazz_wo)提供

得意料理は「毛糸で作ったパスタ」

長女は、1歳下の弟とよくおままごとキッチンで遊んでいました。

妻が料理をしている時に一緒に料理してみたり、妻が作ったご飯の横に自分の料理のお皿を持ってきて並べたり。

バズさんがゴロゴロくつろいでいるときに、「パパ今日は何を食べたい?」と聞かれることもありました。

「お願いすると何でも作ってくれて、持ってきてくれました。毛糸で作ったパスタが得意料理でしたね」

おままごとキッチンは、長男もお気に入りでした
おままごとキッチンは、長男もお気に入りでした 出典: バズさん(@bazz_wo)提供

スペースが必要で

この春、長女が小学生になり、ランドセルなど学校道具を置くスペースが必要になりました。

幅が70センチを超えるキッチンは部屋の中で場所をとる存在です。思い出がたくさん詰まったキッチンでしたが、悩みつつも手放すことに決めました。

最初は「いやだー!」と抵抗していた長女でしたが、後日急に「もうお姉さんだし、捨てていいよ!」と気持ちを伝えてくれたといいます。

知り合いに譲りたいと考えましたが引き取り手が見つからず、粗大ゴミとして処分しました。

Xの投稿には、「児童館など施設に寄付しては?」という意見も寄せられました。バズさんは当時「寄付」という選択肢を考えつかなかったといい「使っていただけるなら、それにこしたことなかったな...」とこぼします。

おままごとキッチンで使っていた鍋などの小物は捨てずに保管してあるそうです。

楽しい毎日を過ごしてね

いま、「とっても優しいお姉さん」に成長しているという長女。

バズさんは「2年前にママが病気をわずらい、闘病生活になって相当不安な毎日を過ごしました。娘はまだ小さかったけど、子どもながらに『ママは休んでてね』と言いながら、一生懸命にお手伝いをしてくれました。いろいろ我慢させて負担をかけました」と話します。

小学校になった長女に対しては、「いっぱい遊んで楽しい毎日を過ごしてほしい」と願っています。

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