ネットの話題
銅、どう?って… カッパーな河童の問いかけが話題 「大感ドウ!」
河童みたいな銅(カッパー)の妖精誕生の経緯を取材しました
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河童みたいな銅(カッパー)の妖精誕生の経緯を取材しました
銅やレアメタルなどの非鉄金属を手がけるJX金属。そんな会社のキャラクター「カッパーくん」が注目を集めています。河童みたいな銅(カッパー)の妖精誕生の経緯を取材しました。
「銅、どう?」
そんなシンプルなキャッチフレーズと、銅の妖精カッパーくんのイラストがあしらわれた広告が先日、ツイッター上で話題になりました。
都内や関西の大学近辺や、JX金属の主要事業所がある地域で展開されているというこの広告。
「銅」と「どうですか?」だけでなく、河童みたいな「カッパー」君と銅の英語表記「Copper(カッパー)」もかけられているようです。
JX金属の公式サイトでは、カッパーくんのことをこう紹介しています。
「体は純度99.99%の銅でできており、体に電気を通すと元気になる。銅は錆びると緑色になるが、お皿の周りは錆びて緑色になっている」
「目を引くダジャレフレーズや、はみ出すほどのドアップなカッパーくんのイラストで、とにかく道行く方々の目と心にとまるようインパクトのある広告を目指しました」
そう話すのは、広報担当の河合歩美さんです。
カッパーくんをwebサイトやツイッターで起用し始めたのが2017年。
もともとは、創業地である茨城県日立市にある企業博物館「日鉱記念館」で配布するパンフレット用のキャラクターとして、社員が考案したものでした。
それが思いのほか好評だったため、PR大使として幅広く活躍するようになりました。
「河童のキャラクターは世の中に数多くありますが、銅の色をした河童キャラはいなかったので独自性が出るのではと思いました」
ちなみにカッパーくんは河童ではなく「銅の妖精」。銅でできているため、浮輪がないと水中では沈んでしまうそうです。
若い人にとっては、なじみの薄い非鉄金属や素材の業界。
親しみをもって認知をしてもらえるよう、小中高生向けのイベントに着ぐるみで参加したり、ノベルティーグッズになったりしているそうです。
話題になったことについて、カッパーくんはこうコメントしています。
「こんなに話題になって大感ドウ!!! もっとみんなに知ってもらえるようにこれからも頑張るドウ~!」
ちなみにこのコメントを伝えてくれた河合さんのメールは「ドウぞよろしくお願いいたします」と締めくくられていました。
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