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MAXのNANA、苦手だった沖縄料理 夫に初めて作ったヘチマ料理が…
「ナーベーラーチャンプルー」の威力
沖縄出身のダンスボーカルグループMAX。1995年にデビューしてから今年で26周年を迎えました。10代だった「スーパー・モンキーズ」時代から音楽業界が様変わりした今、第一線で走ってきた4人は何を思うのでしょうか? 仕事や子育て、自分自身の活動など、それぞれが切り開いた道について語る「MAXコラム」。幼少期は苦手だった沖縄食も、今では「パワー食」と言うNANAさん。東京ではなかなか手に入らない「ヘチマ」で、ある料理を作りました。
緊急事態宣言が開けて、約1年半ぶりに沖縄へ里帰りをしてきました。しばらく遠出をしてなかったので飛行機に乗るだけでもワクワクしちゃって、久しぶりの旅行気分に心が踊りました。10月の後半でも沖縄は真夏のような暑さ!いつ帰っても変わらない青い空と青い海。照りつける太陽が元気をいっぱい注いでくれます!
そして家族みんなに会える喜びもひとしお。
なんといっても父と母は孫と一緒に過ごせることを何よりも楽しみにしていました。滞在期間が長い今回の里帰りは、両親が美ら海水族館やリゾートホテルへ連れて行ってくれる“孫スペシャル”!!(笑)。観光旅行のような里帰りに、息子も大興奮ですごく喜んでいて、楽しそうでした。
久しぶりの実家では、両親が色々な料理をふるまってくれました。本当にありがたいです。
「実家の食卓に並ぶのは沖縄料理じゃなきゃ!」という私のリクエストに応えて、色々と作ってくれました。沖縄そばに、ゴーヤチャンプルー、パパイヤチャンプルー、ニンジンしりしり(千切りしたニンジンと卵の炒め物)、クーブイリチー(刻み昆布の炒め物)、魚の天ぷら、中身汁(モツの汁物)!すべて私にとってのパワー食です!!
沖縄料理が中心なんですが、実は私は子どもの頃はこの沖縄料理が苦手で、、、やっぱりハンバーグやカレーライスが食卓に並んだ時の方がうれしかったんですよね。それが今となっては大逆転!
料理があまり得意ではない私も、パワー食の沖縄料理はよく作ります。といってもレパートリーは多くないんですが、ここ最近のヒットは『ナーベーラー(ヘチマ)チャンプルー』!!
この前、初めて作りました。ヘチマ料理は沖縄では一般的で、お味噌汁の具にしたり、味噌炒めにしたりとよく食べていました。でも、東京ではなかなかヘチマを売っているのを見かけないので、作ったことがなかったんです。
そんな中、趣味で家庭菜園を始めた両親が採れたてのお野菜をたまに送ってくれるように。なんとその中に巨大ヘチマが!!これはチャンスと思い、母のオススメの作り方でチャンレンジ。そうして、簡単で美味しい「ナーベーラーチャンプルー」が出来ました!
ナーベーラーチャンプルーは家庭によって、またはその日によって、ヘチマに合わせる具は違ってきます。この時は、沖縄でよく使われている「ビーフ&ベジタブル」という缶詰めとヘチマを炒め、お好みの調味料で味を整えるだけの時短料理に!
ヘチマはクセが少なく、煮詰めると味が染み込み、トロッとした食感になるのがいいんですよね。旦那さんも初めて食べたのですが、「美味しい!」と喜んでくれました。
話は帰省時に戻りますが、実家にヘチマをはじめとする野菜がまだまだあり、出番を今か今かと待っていました(笑)なので、東京へ戻る際は久しぶりに会うお友達に配ったり、自分へのお土産にしたり、野菜類をさっそく持ち帰りました。
お土産に持って帰ってきた食材で、しばらく沖縄料理が続いていたのですが、そろそろ寒さも本格的になってくるので今度は鍋料理が続きそうです(笑)バタバタな毎日で、なかなかお料理のバリエーションを増やせずにいますが、少しずつ得意料理を増やしていきたいと思っています。将来、息子が家庭の味が好きになるように、色んなお料理のレパートリーも増やしたいところです。
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〈MAX〉NANA/LINA/MINA/REINAの沖縄県出身4人組ダンスボーカルグループ。1995年にデビュー。翌年発売のサードシングル『TORA TORA TORA』でブレーク。1997年に『Give me a Shake』でオリコン初登場1位を獲得。その後も『Ride on time』など数々のヒット曲を発表し、紅白歌合戦に5年連続5回出場。近年は音楽活動の他に、個人でのバラエティー、ドラマ、舞台出演など活動の幅を広げている。7月28日には、恋に落ちる女性の気持ちを明るくポップに表現したダンスナンバーの“Do Shot”と、ラテン調で「MAXらしさ」が表現された楽曲 “Viva la Mambo”も収録の37枚目シングル『Do Shot』をリリース。
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