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危ない傘の持ち方、ユーモアで撃退! スッキリするイラストが話題に
駅の階段などで、前を歩いている人の傘の先端が顔に当たりそうになったことはありませんか?
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駅の階段などで、前を歩いている人の傘の先端が顔に当たりそうになったことはありませんか?
駅の階段などで、前を歩いている人の傘の先端が顔に当たりそうになったことはありませんか? 「水平持ち」「横持ち」などと呼ばれるこの持ち方をユーモアで撃退するイラストが、ネット上で注目を集めています。「傘の持ち方についてちょっとでも気にするきっかけになれば」と話す作者に話を聞きました。
先月下旬にツイッター投稿された2枚のイラスト。
1枚目では、傘の柄ではなく真ん中あたりを握って地面に水平になるような格好で持っている男性と、それに対して両手をかざして何かを念じている男性が描かれていて、こんな文言が添えられています。
「傘の持ち方がダメな人の傘を曲げるユリ・ゲラーです」
どうやら何かを念じているのは、スプーン曲げで一世を風靡したユリ・ゲラーさんのようで、2枚目のイラストでは見事に傘が折れ曲がっています。
この投稿に対して、「これ本当分かる」「私もこの力が欲しい」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万1千、いいねは4万9千を超えています。
傘の持ち方がダメな人の傘を曲げるユリ・ゲラーです pic.twitter.com/kZe9wuaCj9
— よしだ (@five1996) 2018年9月29日
投稿したのは、多摩美術大学4年の吉田隆大さん(22)。「毎日障子破りができるカレンダー」や「足の小指につけるヘルメット」など、数多くの話題作をツイッター上で発表しています。
実際に前の人の傘がぶつかったことが何度かあるという吉田さんに話を聞きました。
――傘の持ち方をテーマにしようと思ったきっかけは
雨の日、駅などで危険な傘の持ち方をしている人をよく見かけるので、これをどうにかしたいなと考えました。
――ユリ・ゲラーさんを登場させるというアイデアは
この持ち方の危険なところは、先端が後ろの人に当たってしまうところです。なので、先端を無効化すればいいと考え、じゃあ傘を曲げればいいのではないかと考えました。「曲げる」といえば、ユリ・ゲラーさんのスプーン曲げ。そこで彼に傘を曲げてもらうことを思いつきました。
――描く上で心がけた点や工夫した点は
ユリ・ゲラーさんの真剣な表情が個人的なこだわりです。
――話題になったことについては
みなさんこの持ち方のせいで危ない思いをされている方が多いんだな、と感じました。傘の持ち方についてちょっとでも気にするきっかけになったのであれば、とてもうれしいです。
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