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マンガ

距離の詰め方…「おう、お前か!」 初カフェなのに、なぜか懐かしい

ちょっと好きかも

小山コータローさんのマンガ「叔父さんカフェ」
小山コータローさんのマンガ「叔父さんカフェ」

お年玉くれないかな…。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。

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小山コータローの4コマ劇場

「叔父さんカフェ」

小山コータローさんの漫画「叔父さんカフェ」
小山コータローさんの漫画「叔父さんカフェ」

落ち着け、コータロー

たびたびXでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、漫画にちなみ、「魅力を感じるコンセプト」について聞いてみました。

魅力を感じるコンセプトといえば…僕は数年前ですがコンカフェに何度か行く機会がありました。

最初に行ったのは、ファンの方が運営しているコンカフェがありお誘いいただいた事がきっかけでしたね。新宿にあるコンカフェでしたが、僕も初めてだったのでとても緊張していました。

入り口の前まで来て入るのが怖くなってしまい、中々入れなかったのですが、それに気づいたメイド服を着たキャストさんが声をかけてくれました。

「お客様ですか?」

「あー、はい、ハハ!スイマセン!一応ハイ!大丈夫ですか?ヨロシクハイ、ワハ!」

といったような大人の会話から入った記憶があります。メイドさんもにっこり笑顔で「お目当ての子とかいますか?」と聞いてくれましたが初めてなのでもちろんいません。

「アッお目当てとかはハハッいませんですけど、アッあれかお目当ていないとか失礼か!ヘヘヘ!申し訳ない!コンチワ!失礼しますッシャセーチッスアーこんな感じナンスねハハウィーナッハ

と、体感8分ほどしゃべりました。そして席へ通され、15歳ほど年下のキャストさんに終始敬語でしゃべりながら初めて聞く二度と思い出せない名前のお酒を飲みました。お酒の弱い僕は、ベロベロになり顔色は赤レンガ倉庫くらい赤くなっていたいも関わらず、緊張は解けず赤レンガ倉庫くらい固くなっていました。

あのときの僕は、かなり赤レンガ倉庫でした。

1時間ほどコンカフェで楽しい時間を過ごした赤レンガ倉庫は、ヨタヨタの足取りで自宅のある静岡県の田舎へ帰りました。

一番の収穫は、田舎に赤レンガ倉庫がきた事だと思います。

<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やXで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍『デリシャス・サンド・ウィッチーズ』(扶桑社)発売中。Xアカウントは@MG_kotaro

   ◇
漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回、withnewsで配信していきます。
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