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桜塚やっくん偲ぶ桜、募金の目標達成 総額30万円、来春に植樹へ
交通事故死した「桜塚やっくん」を偲ぶ桜の木が来春、現場近くに植樹されることが決まりました。目標以上の募金が集まりました。
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交通事故死した「桜塚やっくん」を偲ぶ桜の木が来春、現場近くに植樹されることが決まりました。目標以上の募金が集まりました。
交通事故死したタレント桜塚やっくん(本名・斎藤恭央さん)を偲ぶ桜の木が、現場近くに来春植樹されることが決まりました。元「いいとも青年隊」で、歌手として活動している岸田健作さん(36)らが集めた募金額が、目標の20万円を突破したためです。目標額を上回った分で記念碑も建てる予定です。
セーラー服姿で竹刀を手にした「スケバン恐子」というキャラで一世を風靡した桜塚やっくん。2年前、山口県美祢(みね)市の高速道路上で事故に遭い、37歳でこの世を去りました。
やっくんが亡くなった後、彼が主演する予定だった舞台で代役を務めた岸田さん。彼が友人と呼びかけたのが「やっくんの桜の木プロジェクト」でした。事故が起きた美祢市に、集めた募金で1本の桜を植えようという計画で、「ファンの止まった時計を動かすため、1年に1回花を咲かせて息吹を感じることができる場所をつくろう」と、昨年8月にスタートしました。
これまで、チャリティライブやニコニコ生放送を企画して募金を呼びかけてきました。目標額は20万円でしたが期限は設けず、募金箱を手作りして、できる範囲で地道に活動。今月13日のライブ終了時点で、総額29万6493円に達しました。
植える場所は、事故現場から5キロほど離れた、約150本の桜並木が美しい「美祢さくら公園」。偶然にも市の花が桜だった美祢市が、無償で場所を提供してくれることになりました。
今年春の植樹を考えていたそうですが、このタイミングで植えてしまうと、しっかりと根を張らない可能性があるため、来春に植えることに。岸田さんはブログにこう記しています。