MENU CLOSE

連載

#114 夜廻り猫

起きたら夜「何もできないじゃん」…がっかりした休日でも 夜廻り猫

せっかくの休日だったのに、起きたら夜。がっかりする女性ですが…
せっかくの休日だったのに、起きたら夜。がっかりする女性ですが… 出典: 夜廻り猫

「もう夜!?」「久々の連休だったのに、寝て終わった……」。「ハガネの女」「カンナさーん!」などで知られる漫画家の深谷かほるさんが、SNSで発表してきた「夜廻り猫」。今回は、せっかくの休日や連休に、寝過ぎてしまった人のエピソードです。

寝過ぎても…「起きた時が君の朝」

女性が目覚めてスマホを見ると…「もう夜!?」と驚きます。

「起きたら夜だなんて、もう何もできないじゃん」と落ち込んでいたところ、夜の街を回っていた「夜廻り猫見習い」の猫・ワカルが声をかけます。

「1週間、頑張って疲れてたのね~眠れてよかった」「おなかすいたら買い物行こ 大丈夫、コンビニは24時間年中無休」

一方、ベッドで目覚めた男性は「久々の連休だったのに、寝て終わった……」と頭を抱えます。

そこに夜廻り猫の遠藤平蔵が通りかかり、男性を「起きた時が君の朝」と励まします。

そう言ったところで、遠藤は「あれ 標語みたいなこと言っちゃった」と照れながら去っていくのでした。

「起きたら、今だった」息子のLINE

作者の深谷かほるさんは、実体験をもとに今回のマンガを描いたそうです。

「年末年始、しばらく福島の実家にいたんです。息子は東京の自宅にいたんですが、ある日の昼ごろに、息子から『起きたら、今だった』とLINEが来たんです」

深谷さんは、特に考えずに「起きた時が君の朝」と返信したのだそう。

息子さんからの返信は「いいこと言うね~」。思わず深谷さんは「そう?ネタになる?でもなんか説教くさいよね……」とやりとりしたのだといいます。

深谷さんは「ほとんどそのまま、描いたのが今回のマンガです」と苦笑しています。

【マンガ「夜廻り猫」】
猫の遠藤平蔵が、心で泣いている人や動物たちの匂いをキャッチし、話を聞くマンガ「夜廻(まわ)り猫」。
泣いているひとたちは、病気を抱えていたり、離婚したばかりだったり、新しい家族にどう溶け込んでいいか分からなかったり、幸せを分けてあげられないと悩んでいたり…。
そんな悩みに、遠藤たちはそっと寄り添います。遠藤とともに夜廻りするのは、片目の子猫「重郎」。SNS上では、「遠藤、自分のところにも来てほしい」といった声が寄せられ、人気が広がっています。

     ◇

深谷かほる(ふかや・かおる) 漫画家。1962年、福島生まれ。代表作に「ハガネの女」「エデンの東北」など。2015年10月から、ツイッター(@fukaya91)で漫画「夜廻り猫」を発表し始めた。第21回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞、単行本11巻(講談社)が2024年12月23日に発売。講談社「コミックDAYS 編集部ブログ」で月・金曜夜に連載中。スピンオフ「居酒屋ワカル」は講談社「コクリコ」で連載した単行本が2024年11月22日に発売。

連載 夜廻り猫

その他の連載コンテンツ その他の連載コンテンツ

全連載一覧から探す。 全連載一覧から探す。

PICKUP PR

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます