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佳子さま、慣例にとらわれぬ皇族像 「理想の男性」も明言
昨年12月に20歳の誕生日を迎え、成年皇族として精力的に公務をこなす秋篠宮家の次女、佳子さま。従来の女性皇族像にとらわれない、新しいプリンセス像を生み出しています。
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昨年12月に20歳の誕生日を迎え、成年皇族として精力的に公務をこなす秋篠宮家の次女、佳子さま。従来の女性皇族像にとらわれない、新しいプリンセス像を生み出しています。
昨年12月に20歳の誕生日を迎え、成年皇族として精力的に公務をこなす秋篠宮家の次女、佳子さま。
学習院大を中退して国際基督教大(ICU)を受験した時の報道内容に言及したり、理想の男性像を明かしたりするなど、従来の女性皇族像にとらわれない、新しいプリンセス像を生み出しています。
(朝日新聞社会部 宮内庁担当・島康彦、中田絢子)
新年を祝う一般参賀が開かれた1月2日。皇居・宮殿のベランダに佳子さまが立っていました。桃花色のロングドレスを身にまとい、笑顔で手をふる表情は初々しさにあふれんばかり。成年皇族として初めての出席でしたが、実はちょうど1年前にも、佳子さまはこの場に姿を見せていました。
2014年1月2日。人波の中に佳子さまの姿がありました。翌年に宮殿のベランダに立つことが決まっていましたから、一般の人たちの列に加わることで参賀行事がどういうものか知っておこうという「下見」だったのでしょう。姉の眞子さまも、19歳の時に参賀会場を訪れています。
その日の佳子さまは、グレーっぽいダウンジャケットに細身のデニム姿。マスクを着けているため、周囲から気付かれることはありませんでしたが、一般の人たちと同様に、荷物検査やボディーチェックまで受けていました。
昨年12月15日には、お住まいの宮邸で、誕生日に先だって初めての記者会見に臨みました。
その中で、学習院大を中退して受験し、4月から進学するICUについて、自ら発言する場面がありました。新たな学校生活への抱負などを語った後、「この質問に関連して申し上げたいことがございます」と切り出しました。
「私がICUに合格する前から、ICUを受験するという内容の報道がされていました。この報道を宮内庁が発表したものと勘違いされている方が多いようですが、宮内庁から私がICUを受験するという内容の発表はしておりません」
「合格するかどうか分からない中でこのような報道があったことで様々な誤解があったと思いますし、ICUの方々にもご迷惑をかけたのではないかと思い、申し訳なく思っております」
この受験に向けて懸命に勉強していたからでしょうか。先走った報道にきっぱりと苦言を呈していました。
また、理想の男性像について聞かれると、「一緒にいて落ち着ける方がいいと思っております」とはっきり答えました。
ちなみに、眞子さまは20歳を迎えるにあたっての会見で、同様の質問に「理想の男性像に関しましては確たるものはございません」と答えています。